【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は20日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として米食品医薬品局が正式承認した抗ウイルス薬レムデシビルについて、症状の軽重にかかわらず、使用は推奨しないとの指針を公表した。致死率や酸素吸入の必要性などの改善につながらなかったとしている。

 レムデシビルは日本でも新型コロナ治療薬として特例承認済み。米ギリアド・サイエンシズが開発、10月にトランプ米大統領にも投与されていた。

 WHOは今回の指針で、デキサメタゾンなどのステロイド系抗炎症薬については、致死率を下げる効果が見られたとして、重症者への使用を推奨している。