お参りしたいが、手水舎での新型コロナウイルス感染が心配―。こんな不安を一蹴しようと、四国八十八カ所霊場30番札所の善楽寺(高知市)がお香スプレーの販売を始めた。高齢のお遍路さんに人気といい、住職の島田希保さん(36)は「マスクに吹き付けるなど日常生活でも使ってもらい、安らぎにつながれば」と話している。

 手と口を清めるのは参拝作法の一つ。ただ不特定多数がひしゃくを使うため感染の懸念があり、善楽寺では一時、手水舎を閉鎖していた。再開した後も使用を控える参拝者が多いという。

 島田さんはアロマグッズとしての活用にも期待している。