開門と同時に大勢の参拝客が本殿を目指して駆け抜ける西宮神社(兵庫県西宮市)の新春恒例神事「福男選び」は来年1月、特製マスクの配布や密集回避といった新型コロナウイルス感染対策を取った上で開催することが2日、神社関係者への取材で分かった。各地で神事や祭りが中止に追い込まれる中、独自の工夫で伝統を継続する。

 福男の称号へ命運を握るのは最前方集団でのスタート位置。神社関係者によると、事前抽選でこの集団に入るかどうかや位置を決める。境内を約230メートル走ることを考慮し、最前方集団には息がしやすく冷感素材の特製「フクノマスク」(仮称)を配る。