新型コロナウイルス感染症の感染者数や接触者調査の結果などに関する情報を医療機関や保健所、都道府県、国がすぐに共有できるよう、政府が感染症法の改正を検討していることが2日、分かった。遅れが指摘されるデジタル化を促し、関係者の連携を強化するのが狙い。来年の通常国会に法改正案を提出する可能性がある。

 新型コロナの感染状況を迅速に伝達するため、厚労省は、感染者の情報を紙に書いてファクスで届け出てもらう従来の手法の代わりに、医療機関や保健所が直接入力できるシステム「HER―SYS」(ハーシス)を開発した。だが、今夏の時点で利用する医療機関が約4割にとどまる。