外務省は韓国系市民団体によるドイツでの慰安婦少女像設置を受け、女性を「性奴隷」にした事実はないなどとする慰安婦問題の見解をドイツ語に訳し、2日までにホームページに掲載した。日本政府の歴史認識をドイツ世論に直接伝え、浸透を図る狙いがある。

 歴史問題を巡る韓国との「世論戦」を意識した対応。菅政権は、各国での少女像設置を通じて慰安婦問題に向き合うよう日本に迫る韓国側の動きに神経をとがらせている。政府は今後も必要に応じ、見解を他の言語に翻訳して発信する方針だ。

 ドイツ語版をホームページに掲載したのは10月21日。英語版は以前から載せている。