奈良県警は2日、寺社と連携して文化財を守る全国で唯一の「文化財保安官」を、地元で文化財を学ぶ奈良大3年の秋吉里南さん(21)と日下倫香さん(20)に一日限定で委嘱した。

 2人はこの日、奈良市の世界遺産・薬師寺で、人が壁画に近づきすぎると音が鳴るセンサーや、防犯カメラの位置を担当者と一緒に確認。秋吉さんは「防犯カメラを増やした方がいいのではないか」と感想を述べた。

 県警によると、文化財保安官は1974年、仏像の盗難などが相次いだことから設置。2015年に一日限定で学生に委嘱する取り組みを始めた。