【北京共同】中国の習近平国家主席が4月の共産党の会議で、産業競争力を向上させて世界各国の対中依存度を高め、他国から経済制裁を受けた場合の「強力な反撃能力」を獲得するよう指示していたことが分かった。共産党の政治理論誌「求是」のホームページが2日までに、習氏の指示内容を掲載した。

 米国などによる対中制裁強化に備えた対応。習氏は会議で「産業の質を向上させ、国際的な産業連携の中での中国依存度を高めるべきだ」と指摘。他国がハイテク製品などの対中輸出を停止した場合を想定し「強力な反撃、威嚇能力を形成すべきだ」と述べた。