昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた元法相の衆院議員河井克行被告(57)の公判が19日、東京地裁で開かれた。検察側は、現金受領者として聴取した後援会幹部らが「過去の衆院選でも、元法相への投票や選挙運動の見返りに現金をもらっていた」と供述した調書を朗読した。

 検察側によると、広島市内の後援会幹部は元法相が当選した2012、14、17年の衆院選の投票日前に「毎回5万円ずつ元法相からもらった」と説明した。別の後援会メンバーも拒めずに5万円を受け取った。

 元法相の弁護側は、調書の内容の信用性を争うとしている。