岸信夫防衛相は19日の参院外交防衛委員会で、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」計画の経費総額について、代替策を決めた後に提示すると明らかにした。「代替策を決定し、経費を精査した上で、適切な時期に国民に丁寧に説明していきたい」と述べた。与党からは「経費の開示は代替策の決定前にすべきだ」といった注文が出ていた。

 岸氏は委員会で、経費開示が代替策決定後にずれ込む理由に関し「代替策の具体的な内容を固められていないため、経費を答えるのは困難だ」と強調した。

 政府は、地上配備を断念した代わりに最新鋭イージス艦2隻の新造を軸に検討を進めている。