生活用品大手アイリスオーヤマ(仙台市)は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、角田工場(宮城県角田市)で2021年秋に医療用N95マスクと除菌ウエットティッシュの生産を始めると発表した。生活必需品の安定供給のため、21年度中につくば工場(茨城県阿見町)の敷地内に大規模な備蓄倉庫も完成させる。

 同社はマスク生産を中国の工場に委託してきたが、品薄となった反省から内製化率を高めてきた。N95は現在も医療機関で不足しており同社初の国内生産を決めた。角田工場には約10億円を投じて、N95を月産1万枚、ウエットティッシュを月産100万個の体制を整える。