7月の豪雨で氾濫した熊本県・球磨川の治水策に関し、蒲島郁夫知事は19日、支流の川辺川でのダム建設容認を県議会全員協議会で表明する。住民間で建設の賛否が拮抗する中、看板政策として掲げてきた「ダムによらない治水」を転換。18日の定例記者会見では「皆さんに受け入れられる、間違いのない治水の方向性を示したい」と述べた。表明を受け、国や県、流域自治体はダムを柱とした治水策の具体化に向けた動きを加速させる。

 蒲島氏は記者会見で、19日の表明内容に関し「詳細な部分まで言及する時間はない」と説明。「方向性を示し次第、速やかに豪雨からの復旧計画を策定する」と述べた。