2017年4月、長崎市の私立海星高2年の男子生徒=当時(16)=が自殺した問題で、学校側が当初、遺族にいじめを認めていたことが18日、分かった。武川真一郎校長が教頭だった翌5月、被害を訴えた生徒の手記を読んだ際の「これはいじめ」との発言を、遺族が録音していた。学校側はその後、態度を変え、自殺との因果関係を否定し続けている。

 遺族は17年5月6日、武川氏と面会した際に生徒の手記のコピーを示し、見解を尋ねた。録音データによると、武川氏は「これはいじめでしょうね」などと発言。その場で在校生に言動に関して指導する方針を示したが、後に消極的な姿勢に転じた。