【サンパウロ共同】政治混乱で大統領職が空席となっていた南米ペルーで17日、中道「紫の党」のサガスティ国会議長(76)が大統領に就任した。ペルーでは9日にビスカラ大統領(当時)が汚職疑惑を理由に議会に罷免され、同日以降で3人目の大統領。任期は来年7月まで。

 サガスティ氏は首都リマでの就任演説で「経済や社会、安全保障における前例のない危機の中で、平静と沈着さを保つことが必要だ」と呼び掛けた。

 同氏は、1996年に起きたペルーの日本大使公邸人質事件で数日間人質になった経験を持つ。

 議会はビスカラ氏を罷免し、メリノ国会議長(当時)が就いたが、15日に辞任した。