財務省が18日発表した貿易統計(速報、通関ベース)によると、10月の輸出は前年同月比0・2%減の6兆5661億円だった。マイナスは2018年12月から1年11カ月連続だが、下げ幅は9月(4・9%減)から縮小し、新型コロナウイルス感染拡大前の水準に近づいた。米国や中国を中心に経済活動が再開され、自動車などの輸出が伸びた。ただ世界的に感染「第2波」「第3波」が広がっており、景気の先行き懸念が強まっている。

 輸出は5月(28・3%減)を底に回復傾向が続き、持ち直しの動きが顕著になっている。輸入は13・3%減の5兆6932億円だった。