三重大病院(津市)臨床麻酔部の男性元准教授(48)=懲戒解雇=が、薬剤を患者に投与したかのようにカルテを改ざんし、実際には薬剤を廃棄していたとされる事件で、元准教授が学内の聞き取り調査に「教授(当時)に改ざんを報告した」と説明していたことが18日、病院関係者への取材で分かった。

 教授だった男性(54)=退職=は「(元准教授が)そんなことを言うはずがない」と反論し、改ざんへの関与も否定したという。薬剤「ランジオロール塩酸塩」が投与されないまま廃棄されていることが院内のミーティングで問題となり、出席した同部の講師が元教授にこのことを報告していたことも判明。