【モスクワ共同】中国やロシアなどの新興5カ国(BRICS)は17日、オンラインで首脳会議を開き、議長国ロシアのプーチン大統領は新型コロナウイルスのワクチン開発を行う5カ国共同の研究センターの早期設置を呼び掛けた。中国とロシアは、開発したワクチンをBRICS諸国に提供したり、共同生産したりする用意を表明した。

 中国の習近平国家主席はコロナ対策で協調を呼び掛け、BRICS各国が「実際の行動で世界に貢献するべきだ」と訴えた。ワクチン開発を巡り米欧と競合する中ロ両国が、人口30億人規模のBRICSの巨大市場を抱えることで優位に立とうとする思惑が浮き彫りになった。