日本の民間非営利団体「言論NPO」と中国国際出版集団は17日、両国で実施した共同世論調査の結果を発表した。中国に「良くない」印象を持つ日本人は前年比5・0ポイント増の89・7%となり、対中感情の悪化を裏付けた。「日中関係は重要」と考える中国人が4人に3人に上る一方、日本人は調査が始まった2005年以来初めて7割を切った。

 言論NPOの工藤泰志代表は「日本は尖閣問題や新型コロナでの中国の対応に疑念を深めている。中国は米中対立を受け対日関係改善に期待を寄せているようだ」と分析した。

 中国に「良い」印象を持つ日本人は5・0ポイント減の10・0%にとどまった。