宮崎県延岡市の旭化成の工場で10月に起きた火災によって半導体の製造が止まり、楽器大手のヤマハなど音響メーカーを中心に生産や販売に影響が及んでいることが17日、分かった。復旧のめどは立っておらず、カーオーディオなど車載関連にも使われているため、自動車各社に影響が波及することも懸念されている。

 火災は10月、「旭化成マイクロシステム」延岡事業所で発生した。復旧には少なくとも数カ月かかるという。同事業所は音響関連や自動車のセンサーに使うLSIを製造し、競争力が高い。旭化成は他工場で同じ製品を製造できず、社外に代替品の生産を依頼することを検討しているという。