法律や裁判を身近に感じてもらおうと、最高裁判事の一人で弁護士出身の木沢克之裁判官(69)が16日、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を通じて神戸市の須磨学園高2年の生徒約400人に講義し、法律家の仕事のやりがいや魅力を語った。最高裁で初の取り組み。

 最高裁の応接室でカメラを前にした木沢判事は、実家が金物卸問屋だったことから手形や小切手での決済に興味を持ったと法律家を志したきっかけを語った。「ICカードなどの新たな決済技術も、法によるルールがなければ活用できない。トラブル解決の積み重ねがルールの安定運用につながっていく」と説明した。