【北京共同】中国政府がコールドチェーン(低温物流)の輸入食品に付着した新型コロナウイルスのリスクを強調し始めた。ウイルスの起源を巡り米中間で主張が対立するなど政治問題化する中、中国の一部専門家からは、輸入食品を通じ最初の流行地、湖北省武漢にウイルスが入った可能性を研究する必要があるとの声も出ている。

 「コールドチェーンの食品包装から感染力を持つウイルスを世界で初めて分離し、汚染された包装が感染を起こすと証明した」。中国疾病予防コントロールセンターは10月中旬、こう発表した。山東省青島で港湾作業員の感染が9月に判明、当局は冷凍タラの包装の検体から分離した。