新型コロナウイルス禍で自殺のリスクが高まっているとして、超党派の「自殺対策を推進する議員の会」は16日、予算拡充とともに人工知能(AI)を活用した動向分析を進めるなど対策強化を田村憲久厚生労働相に要望した。女性の自殺が増えていることを受け、非正規雇用の女性への就労支援を強化、自殺防止につなげることも求めた。

 田村氏からは「しっかりやる」との返事があったといい、会長の尾辻秀久参院議員(自民)は「自治体の対策予算も厳しい。国が全てを負担してほしい」と話した。

 警察庁によると、10月の自殺者数(速報値)は2153人で、前年同月の1・4倍。