新型コロナウイルス禍に苦しむ街の駄菓子屋さんを応援したい―。そんな娘(9)の思いから、松山市の食堂店主(39)が、さまざまな駄菓子を付けたひもを店の入り口に多数つるし、子ども客に無料で引いてもらう「千本引き」の企画を始めた。引いてみるまでどれが付いてくるか分からない、縁日で人気のゲームだ。

 店は同市堀江町の「みなと食堂」。店主の松岡佑樹さんによると、娘の小学3年優依さんが今夏、近所の駄菓子屋の70代女性から「コロナで子どもが来ない」と聞いた。優依さんは駄菓子のくじに当たったが、売り上げを減らさないよう交換に行かなかったという。