東京証券取引所などに上場する地方銀行・グループの2020年9月中間決算が14日までにほぼ出そろった。発表を延期した1社を除く77社のうち、前年同期比で純利益が減少もしくは赤字となったのは約6割に当たる49社に上った。預金と融資の金利差である利ざやの縮小に加え、新型コロナウイルス感染拡大に伴う融資先企業の業績悪化も逆風となった。

 地銀の経営環境の厳しさが改めて浮き彫りとなった。日銀と政府は地銀の経営安定化のため再編を促す支援策をそれぞれ準備しており、生き残りを懸けた合従連衡が活発化する可能性がある。