予算執行の無駄を外部有識者がチェックする「秋の行政事業レビュー」の公開点検作業は14日、3日目の議論を終えた。河野太郎行政改革担当相は、航空自衛隊F2戦闘機の後継機開発に関して、具体的な予算削減要請を行わなかった。日本の戦闘機保有数が中国の約3分の1であることに触れ「数を質で相殺しなければいけない。優先順位の見極めが必要だ」と述べるにとどめた。

 河野氏が高額な関連費用を問題視してレビュー対象に加えたため、予算削減の方向性が示されれば、開発プロセスに影響が出る可能性もあった。防衛相としてこれまでの予算要求に関与した経緯も考慮し、踏み込まなかったとみられる。