2017年に愛知県で抵抗できない状態だった19歳の実の娘に父親(50)が性的暴行を加えた事件を巡り、娘が父親に慰謝料500万円を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は13日までに、請求を認めた。判決は11日付。刑事裁判では、準強制性交罪に問われた男に対する懲役10年の逆転有罪が確定している。

 鈴木尚久裁判長は判決理由で、父親が無理やり暴行に及んだと認定した上で「長期間にわたり性的虐待が繰り返されていた経緯や、実父が加害者であることなどに照らし、精神的苦痛は大きいと言うべきだ」と指摘、慰謝料額を娘の請求通り認定した。