日本郵政は13日、2020年9月中間決算を発表した。保有する子会社のゆうちょ銀行株式の帳簿価格を引き下げ、単体決算で約3兆円の損失を計上。配当原資である利益剰余金が吹き飛んだが、資本剰余金を取り崩すことで、21年3月期は前期と同じ1株当たり50円の年間配当金を維持する。

 現金流出はないものの、単体の純損益は2兆9316億円の赤字となった。前年同期は2708億円の黒字。連結決算では純利益が前年同期比24・4%減の1789億円だった。

 20年9月末時点のゆうちょ銀の株価が簿価の半値未満となる821円に落ち込み、会計ルールに基づき損失を計上した。