原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、第1段階の文献調査に応募した北海道寿都町の町議会は13日、臨時議会を開き、応募の是非を問う住民投票条例案を否決した。採決では賛成4反対4で同数だったが、議長裁決で否決した。

 採決に先立つ討論で賛成の町議は「町民の確かな意思を反映させることが大事だ」と主張。反対の町議は「われわれは町長に判断を委ねた。改めて住民投票を行うのは整合性欠く」と訴えた。

 調査応募に反対する団体の共同代表の一人、三木信香さん(49)は採決後「残念。今後は公開討論会など、賛否に関係なく話せる場をつくりたい」と話した。