九州電力は13日、全国の原発で初めてテロ対策の「特定重大事故等対処施設」(特重施設)が完成した川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉を17日に起動し、再稼働させると発表した。19日に発電を始める予定。

 特重施設は、東京電力福島第1原発事故を踏まえた新規制基準で設置が義務付けられた。川内1号機では、11日に原子力規制委員会の使用前検査に合格し、運用を開始した。

 航空機を衝突させるテロ攻撃を受けた場合でも、放射性物質の大量放出を防ぐため、遠隔操作で原子炉の冷却を継続できる施設を設置。原子炉建屋から離れた場所に緊急時に使用する制御室などを新たに建設した。