昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた参院議員河井案里被告(47)の公判が13日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれ、弁護側が被告人質問を実施した。案里議員は地元議員への現金供与について「票をお金で買う発想自体がない」と述べ、買収の意図を改めて否定した。

 案里議員が事件について自ら説明するのは8月25日の初公判以来。初公判では、地元議員への現金供与を大筋認めた上で「県議選の陣中見舞いや当選祝いだった」と無罪を主張していた。

 被告人質問で、弁護側は広島県内の政治情勢などから尋ね始めた。