中国が9月、魏鳳和国務委員兼国防相の10月の訪日と岸信夫防衛相との会談を日本に打診していたことが13日、分かった。複数の日本政府筋が明らかにした。日程で折り合えなかったため、まずは電話会談の実施を模索するとみられる。米国と対立する中国には、安全保障分野で日本と信頼関係を深める狙いがある。延期された習近平国家主席の国賓訪日に向けた環境整備も見据えているもようだ。

 中国国防相の訪日が実現すれば2009年11月以来。国防相と防衛相の会談は昨年12月、当時の河野太郎防衛相が北京を訪れ実施したのが最後。魏氏の今年の訪日調整で一致していた。(共同)