国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは12日、エチオピア連邦政府軍と北部ティグレ州政府を率いるティグレ人民解放戦線(TPLF)の紛争で、市民が虐殺されたと発表した。TPLFの犯行とみられ、数百人が死亡した恐れがある。今月上旬に戦闘が始まって以降、市民の犠牲が判明するのは初めて。

 現地からの報道によると、一連の戦闘で連邦政府軍とTPLFの兵士双方に数百人の死者が出たほか、隣国スーダンには市民少なくとも1万人が難民として逃れ、深刻な人道危機が起きている。

 アムネスティによると、虐殺は9日にティグレ州南西部マイカドラで発生。遺体は町に放置された。