カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業の汚職を巡る証人買収事件の初公判で、検察側は12日、収賄罪で起訴された衆院議員秋元司被告(49)が主導し、贈賄側へ虚偽証言を迫る買収工作を進めた状況を指摘した。現金受け渡し役の元会社役員宮武和寛被告(49)は起訴内容を認めた。

 「金をぶつけてほしい」「今後もずっと面倒をみてやると伝えてほしい」。検察側は冒頭陳述で、秋元議員が贈賄側の中国企業元顧問(48)の証言を変えさせるため、旧知の経営コンサルタント会社代表松浦大助被告(51)に重ねて協力を求めていた様子を説明した。