【エルサレム共同】イスラエルが占領するヨルダン川西岸で、パレスチナ人農家が育てるオリーブの木がユダヤ人入植者に傷つけられる嫌がらせが相次いでいる。両者の間で小競り合いが発生し、負傷者も続出。毎年秋に多発するが、今年は昨年よりも被害が拡大し、新型コロナウイルスによる監視不足の影響が指摘されている。

 農家によると、入植者はオリーブの木に刃物や石で傷をつけたり、火を付けたりするほか、木を根こそぎ抜き、実を盗むこともある。パレスチナ人が居合わせ衝突すれば、周辺に展開するイスラエルの治安部隊が介入し、時に催涙弾やゴム弾で威嚇するという。