和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社で12日、来年の干支「丑」の大絵馬が完成した。新型コロナの感染拡大を受け、魔よけの意味がある金銀の鈴を背にのせた青い雄牛を描いた。九鬼家隆宮司(64)は「世界中で猛威を振るう感染症の終息と医療関係者への感謝を表した。明るい年になるよう祈りを込めた」と話した。

 大絵馬は縦約1・1メートル、横約2・3メートル。この日は九鬼宮司が細部を仕上げた。しっかり前を見つめて歩むようにと「前進」と「歩」の文字も書き込まれている。恒例の迎春準備で、大社神門の大しめ縄とともに24日に掛け替える。