青森県は12日、地震と津波で外部電源を失った東北電力東通原発(同県東通村)から放射性物質が漏れ出たとの想定で訓練を行い、住民避難の手順を確認した。視察した三村申吾知事は「輸送経路が脆弱なので、物資が素早く届くかどうか検討する必要がある」と総括。この日出た課題を市町村の避難計画の改定に役立ててもらう考えだ。

 訓練には原発30キロ圏の5市町村の住民や自衛隊員ら計約1200人が参加した。原発近くに住む8人は陸上自衛隊のヘリコプターで避難所へ移動。非常食を受け取り、段ボール製のベッドの使い方を確かめた。