【モスクワ共同】隣国アゼルバイジャンとの係争地ナゴルノカラバフを巡る紛争で、一部占領地の返還に合意したアルメニアのパシニャン首相に対する野党の反発が強まり、同国の首都エレバンで11日、パシニャン氏の辞任を要求する数千人が集会を行った。治安当局は135人を拘束した。タス通信などが報じた。

 紛争を巡るアゼルバイジャン、アルメニア、ロシアの3首脳による停戦合意が判明した10日未明から反発が激化。アルメニアが実効支配してきた複数地区のアゼルバイジャンへの返還も合意に盛り込まれたことから、暴徒化した市民が政府や議会の庁舎に侵入し、器物を壊した。