投資会社「東山倶楽部」(東京)が競馬の結果を的中させて高額配当するとうたい、2000年代半ばに全国の5千人以上から計約63億円を不正に集めたとされる出資法違反事件で、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配されていた元役員で主犯格とされる男が、逃亡先の香港で死亡していたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。

 愛知、島根両県警の合同捜査本部は同日までに一連の捜査を終え、結果を名古屋地検岡崎支部に書類送付した。配当割合の違うファンドを次々に設立し、ギャンブルに多額の資金を投資させたとされる事件は、主犯格が全容を明かさないまま幕を閉じることになった。