【エルサレム共同】中東和平交渉で、長くパレスチナ側の交渉責任者としてイスラエルと相対したパレスチナ解放機構(PLO)のサエブ・アリカット事務局長が10日、エルサレムの病院で死去した。65歳。イスラエルメディアが伝えた。新型コロナウイルスに感染し治療を受けていた。

 2004年に死去したアラファト前議長や、アッバス現議長の側近として知られ、国際メディアを通じてパレスチナ人の訴えを世界に発信した。イスラエルとアラブ諸国の急接近で見捨てられつつあるパレスチナは、有力な顔役を失った。

 先月に新型コロナ感染を公表。容体が悪化し、エルサレムの病院で治療を受けていた。