野上浩太郎農相は10日の閣議後記者会見で、香川県の2カ所の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、香川県を含めた近隣の中四国と関西の計12府県の養鶏場で緊急に消毒作業を実施するよう、関係自治体に求めたことを明らかにした。

 農林水産省によると、対象は香川をはじめ、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、愛媛、高知の養鶏場。野上氏は「例年にない早い時期の発生で、全国の養鶏場には早急に警戒を強めてもらう必要がある」と述べた。

 野上氏は「国の飼養衛生管理基準が必ずしも徹底されなかったことが疫学調査チームに指摘された」と話した。