【ウィーン共同】コソボ紛争時の戦争犯罪を裁く特別法廷(オランダ・ハーグ)が9日開かれ、人道に対する罪と戦争犯罪などで訴追されている旧ユーゴスラビア・コソボのサチ前大統領(52)が無罪を主張した。

 旧ユーゴ・セルビアからの独立を巡る1990年代末のコソボ紛争では、サチ前大統領はコソボの多数派民族アルバニア系の武装組織「コソボ解放軍」の政治指導者で、セルビア側と戦った。

 コソボは2008年に一方的に独立を宣言し、セルビアと対立が続いている。

 AP通信によると、サチ前大統領は5日首都プリシュティナで大統領辞任を発表。5日逮捕され、特別法廷に移送された。