【サンパウロ共同】南米ペルーからの報道によると、同国議会(130議席)は9日、ビスカラ大統領の罷免を可決した。州知事時代の汚職疑惑が大統領としての「倫理的不適格」に当たるというのが根拠。可決に必要な87以上の賛成票を上回った。罷免により来年4月の大統領選が前倒しされる可能性がある。

 ビスカラ氏は南部モケグア州知事時代に、公共工事の入札で便宜を図る見返りに、企業から計230万ソル(約6700万円)の賄賂を受け取った疑いが持たれている。ビスカラ氏は審議に先立ち議会で「いかなる賄賂も受け取っていない」と疑惑を否定した。