【ベルリン共同】ドイツ衛生当局は9日、国内の集中治療病床の新型コロナウイルス患者が3005人と春の流行時期を上回り、過去最多になったと発表した。同病床はコロナの重症患者ケアに不可欠で、空き病床や担当スタッフの数が患者対応の鍵を握る。欧州の各国でも医療態勢を巡る状況は切迫している。

 ドイツの集中治療病床は約3万床と世界有数で、春の流行時には重症者を次々と収容、周辺国より死亡率を抑え込んだ。病床のコロナ患者は4月後半の2933人をピークに夏場は200人台にまで減ったが、10月から再び急増。集中治療病床のコロナ患者は過去1カ月で6倍になった。