【パリ共同】スペイン政府は9日、新型コロナウイルスの感染再拡大が深刻な首都を含むマドリード自治州に関し、15日間の非常事態を宣言した。首都と周辺自治体には2日から新たな移動制限が適用されていたが、州高裁が8日、措置を却下。対策を巡って州政府と対立する国が制限継続のため強行策を取った。

 スペインでコロナ対策の非常事態は「第1波」の際の3~6月に全土に適用されて以来。マドリード州の感染状況は、欧州内でも特に悪化している。左派の中央政府と右派の州政府の政治対立がコロナ対策に混乱を招いている。