1985年の日航ジャンボ機墜落事故の遺族らでつくる「8・12連絡会」の美谷島邦子事務局長(73)が9日、札幌市で交通事業者らを対象に開かれたフォーラムで講演し、「事故直後から被害者支援が機能するよう計画を作っておくことが必要」と訴えた。

 フォーラムには鉄道やバスなどの交通機関の事業者ら約50人が参加。墜落事故で9歳の次男健君を亡くした美谷島さんは当時日航からの被害者支援がなく疎外感を感じたと説明。遺族で作った連絡会が心の支えになったといい、「仲間がいることで生きなければと思った」と当時の心境を振り返った。