近鉄百貨店は9日、2021年2月期連結決算の純損益が、60億円の赤字(前期は32億円の黒字)になるとの見通しを発表した。通期で赤字となれば、15年2月期以来6年ぶりとなる。新型コロナウイルスの感染拡大による営業自粛で上半期の業績が大きく落ち込み、下半期も大きな回復が見込みにくいとしている。

 売上高は前期比24・5%減の2140億円、本業のもうけを示す営業損益は27億円の赤字(前期は45億円の黒字)と見込んだ。これまでは新型コロナの影響を精査する必要があるとして、予想を公表していなかった。

 20年8月中間連結決算は、純損益が49億円の赤字だった。