日銀は9日、中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する取り組み方針を発表した。実現可能性を検証する実証実験を2021年度の早い時期に始める。日銀は現時点で発行計画はないとしているが、急速に進む社会のデジタル化に対応し、新たな決済手段の検討を本格化する。

 日銀は、CBDCが備えるべき特性として、誰でも使えることや安全性の確保、民間の決済システムとの相互運用性などを挙げた。

 日銀と米連邦準備制度理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)など7中銀と国際決済銀行(BIS)は同日、CBDCに関する基本原則などをまとめた共同報告書を初めて公表した。