アパレル大手のオンワードホールディングス(HD)は9日、これまで未定としていた2021年2月期連結決算の業績予想を発表し、純損益が85億円の赤字になるとの見通しを示した。新型コロナウイルス流行による百貨店での販売低迷や欧州事業の不振が響き、521億円の純損失を計上した前期に続き2年連続の赤字となる。

 売上高の予想は前期比24・5%減の1875億円とした。国内事業は在庫の圧縮や不採算店舗の閉鎖などで利益率の改善を見込むが、欧州事業でアジアや中東からの旅行客の売り上げが激減し、全体の業績を押し下げるという。