国内を拠点とする格安航空会社(LCC)の苦境が表面化している。エアアジア・ジャパン(愛知県常滑市)やジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)が事業撤退や運休を相次いで発表。経営体力が弱く、コスト削減の余地は小さいため、新型コロナウイルス感染拡大による利用者の急減が大打撃となった。

 ジェットスター・ジャパンが8日に発表したのは、冬ダイヤでの成田―庄内など6路線の運休や関西空港の事務所の閉鎖。再開の見通しは立っておらず、関西発着の3路線は事実上の撤退とみられる。

 5日にはエアアジア・ジャパンも国土交通省に12月5日付での全路線の事業廃止を届け出た。