【モスクワ共同】中央アジア・キルギスのジェエンベコフ大統領が9日、混乱収拾後に辞任する用意があると表明した。議会選を巡る抗議デモに対処できず、統治能力を失った末の苦渋の決断とみられるが、野党勢力も新首相候補の擁立などを巡り足並みがそろわず、権力の空白が当面続きそうだ。

 4日の議会選では、与党系3党が約9割の議席を占めたと発表された。野党側は票の買収などの不正があったとして5~6日に首都ビシケクで抗議デモを展開。暴徒化して大統領府や政府庁舎などを次々と占拠したほか、服役中だったアタムバエフ前大統領ら反政権派を次々に解放した。