子どもたちが将来得ると予想される生涯所得が、感染拡大に伴う臨時休校の影響で1人当たり110万円ほど低下する―。三菱UFJリサーチ&コンサルティングが9日までに、こんな試算結果をまとめた。授業がなくなったことによる勉強時間の減少や、親の収入減が進路に影響を与える恐れがあるためで、学習支援の充実が喫緊の課題になっている。

 小学生から高校生がいる2千世帯のアンケートの結果、休校前後で比べると、1週間当たりの総勉強時間は平均で39・3時間(授業含む)から24・2時間に落ち込んだ。

 この状況を放置した場合、試算では子どもの生涯所得は平均1人約110万円少なくなる。